十条ケミカル株式会社

FAQ

スクリーン印刷やスクリーンインキに関する一般的な事柄から、用途や材質に最適なインキ、対候性や接着性の機能を向上させる方法など、基本から専門性の高い技術情報までを網羅したFAQです。機能、用途、材質など様々な切り口で疑問にお答えします。

Q4 - 01

インサート成形用に、耐熱性がよく、かつ同時に加工性のよいインキがほしい。

 インサート成形とは「成形時にあらかじめ印刷されたフィルムを金型内にセットし、樹脂の成形と同時に熱融着させる絵付け方法」です。インサート成形用には、2液反応型では3100シリーズ FMインキ、又は9300シリーズ HIPETインキの使用をお薦めします。UVインキでは、レイキュアーPF 4200シリーズ が使用できます。尚インサート成形用のバインダーインキには、JELCON IMDバインダーがあります。同インキは、インサート成形において成形樹脂と意匠フィルムを接着させるためのインキです。
 またIMD法で使用するためのインキも開発しています。(2液反応型は 3200シリーズ SIMインキ、UVインキは レイキュアーUIM 6200シリーズ) テスト用サンプルをご希望のお客様は、弊社営業部までお問い合わせください。

Q4 - 02

印刷面がペンで書き込み可能となる様なインキはあるか。

 鉛筆や油性ペンでの書き込みであれば、インキ皮膜を艶消仕上がりにする事により、書き込みが可能となります。クレジットカード裏面のサイン欄はこの方法で対応しています。PS材へは、溶剤型では 800シリーズ PASインキ 801白又は807高濃度白に艶消剤を加えてください。PVC材へは、標準型ビニールインキ 1白又は6白に、JA-450汎用艶消剤を加えてください。
 尚CD-R,DVD-R等のメディア専用として、プリンタブルインキ(RCDシリーズ PTC-10クリアー)を設定しています。このインキは、鉛筆や油性ペンでの書き込みに加えて、水性ペンでの書き込みとインキジェットプリンターでの印刷にも対応しています。
  又、レイキュアーGA 4100シリーズ 透明メジウムに添加剤を加えて印刷することにより、ホワイトボード用ペンでの書き込みが可能な印刷面を作ることが可能です。詳しくは、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

Q4 - 03

食器の印刷に使えるインキはあるか。

 食品衛生法の規定により、直接食品が触れる食器の面などには原則として印刷が出来ません。(インキの成分が食品添加物だけで構成されているインキを使用すれば印刷が可能ですが、一般の印刷インキには食品添加物以外の成分が多く含まれています。)
 印刷面が直接食品に接触しない構造の食器や食品包装材料への印刷は可能で、多くの実施例があります。このような製品の印刷に際しては、NL規制(食品包装材料用印刷インキに関する自主規制)に基づいて製造された弊社製各種インキをご使用下さい。詳しくは、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

Q4 - 04

処理PETフィルム用で、印刷面がインキジェットプリンターによる印字適性を持つインキはあるか。

 CD-R専用のインキであるRCDシリーズ PTC-10クリアーは、インキジェットプリンターによる印字適性を持っています。ただし処理PETフィルム材への接着性は確認していませんので、インキサンプルにより貴社にてご確認下さい。

Q4 - 05

アルミ箔貼付フィルムの裏押さえ用に使用するUVインキは何がよいか。

 6300シリーズCPOインキの使用をお勧めします。

Q4 - 06

PP材に使用できる蛍光インキはあるか。

 5600シリーズOPSインキの特製品として蛍光色の設定があり、PP材に使用できます。ただし受注生産品のため在庫は持っていません。納期・最低製造量等につきましては、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

Q4 - 07

紙に厚盛印刷(膜厚100µm位)を行いたいが、UV照射機は持っていない。溶剤型でなにかよいインキはないか。

 溶剤型インキは、乾燥時に溶剤分が蒸発し肉痩せするため厚盛印刷には適しません。(溶剤型インキを印刷した直後のインキ皮膜には、60〜80%の溶剤成分が含まれています)
 2液反応型インキの1000シリーズエピライトインキには、溶剤分が約20%しか含まれていないので肉痩せは少ないのですが、乾燥が遅いので紙の印刷には向いていません。(UVインキの開発以前には使用された実績があります)
 以上、溶剤型インキ、2液反応型インキ共に紙の厚膜印刷には向きません。この機会にUV照射機を導入し、UVインキをご使用される様お勧めします。
 参照 → Q02-01:紙にバーコ印刷(浮き出し印刷)を行いたいが、どのインキを用いればよいのか。

Q4 - 08

A-PET材にオフセット印刷された材料に点字印刷を行いたい。推薦インキは何か。

 当社では点字印刷用のインキとして レイキュアーGA 4100シリーズ 点字用メジウムを設定していますが、このインキはオフセット印刷面への接着性があまりよくありません。オフセット印刷面への接着がよい厚盛用インキとしては レイキュアーOP 4300シリーズ FG厚盛クリアーがあります。このインキを点字用として使用できる可能性がありますが、実績はありません。貴社にて確認試験の程宜しくお願い致します。

Q4 - 09

ガラスにUVインキでドット印刷を行いたい。推薦インキは何か。

 ガラス用のUVインキとしては、レイキュアーGMシリーズ をお勧めします。ただし受注生産品のため在庫は持っていません。納期・最低製造量等につきましては、弊社営業部までお問い合わせ下さい。
 その他のシリーズでは、レイキュアーGA4100シリーズ点字用Cメジウムが、ドット印刷用のUVインキとして実績があります。但し、このインキのガラスへの接着性は十分ではありません。ガラスに印刷した場合には、爪で強く引掻くと剥離します。この程度の接着性で実用上問題がないかどうか、予備試験を行ってご確認下さい。

Q4 - 11

PPシートにスタンプ適性のあるマットインキを印刷したい。推薦インキは。

 PPシートに接着し、スタンプが滲まない様な性質をもつマットインキとしては、5600シリーズOPSメジウム+汎用艶消剤JA-450 = 60:40の混合インキで良好な結果が得られていますので、お試し下さい。

Q4 - 12

PC材にシボ状のパターンを印刷で表現したい。

 弊社レイキュアーGA4100シリーズ UB-1マットクリアー及びUB-2マットクリアーは、シボ状の仕上がりとなるUVインキです。ご希望に合うものかどうか印刷見本にてご確認下さい。また4100マットクリアーを網点パターンの刷版で印刷することにより、シボ状の表現をすることも出来ます。
 尚インキ単独では希望の仕上がりにならない場合でも、UB-1マットクリアー+HFTマットクリアー = 1:1、あるいはUB-1マットクリアー+4100メジウム = 1:1の混合等によって好結果が得られているケースがあります。

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