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スクリーンインキ
反応型インキ
SVMインキ
「住宅用建材や自動販売機等の、特に耐久性を要求される構造物への印刷」に適した二液反応型スクリーンインキです。
製品の特長
- 指触乾燥が約10～20分（20℃）ですので、多色刷が容易に出来ます。
- このインキの用途はAPGインキと同一ですが、APGインキよりも柔軟性に優れた硬化皮膜を生成し、一部の素材への接着性はAPGインキよりも優れています。
APGでは接着性が不十分な場合に採用をご検討下さい。
使用条件
| 希釈溶剤 | テトロン溶剤（標準、遅乾） |
|---|---|
| PETリターダー | |
| 硬化剤 | JA-950 （遅反応性､無黄変型） |
| JA-960 （速反応性、難黄変型） | |
| インキ配合 | インキ100部 硬化剤10部 |
| 可使時間[1] | 20℃で 約7～8時間 |
| 刷版 | 写真版 |
| 版の洗浄 | ビニール洗用溶剤 |
| 指触乾燥条件[2] | 20℃、約10～20分 |
| 硬化乾燥条件 | 100℃、30分 120℃、15分 |
- JA-950の場合
- 指触乾燥後もインキ皮膜中で硬化反応が進行し、約一週間で終了します。
屋外耐久物の印刷の際は加熱硬化をお薦めします。
使用上の注意
- SVMインキでは耐候性が不足する用途では「APGインキ」を使用して下さい。
試験データ（環境・物性・耐候性・性能 など）
| インキ | SVM黒 |
|---|---|
| 基材 | メラミン塗装板 |
| 乾燥条件 | 100℃30分加熱乾燥 |
| 試験項目 | 試験方法 | 結果 |
|---|---|---|
| 接着性 | クロスカットセロテープ剥離試験 | 100/100 合格 |
| 塗膜硬度 | 鉛筆硬度試験 | 3H |
| 耐衝撃性 | デュポン式衝撃試験器 径 1/2”500g50cm | 塗膜の割れ、剥離なし |
| 耐溶剤性 | エタノール12時間浸漬 | 異状なし |
| 耐熱性 | 200℃ 10分 | 異状なし |
| 耐湿性 | 湿度98％以上、60℃ 20日間 | 異状なし |
| 耐水性 | 40℃温水 14日間浸漬 | 異状なし |
| 耐沸騰水性 | 沸騰水 1時間 | 異状なし |
| 耐アルカリ性 | 5％NaOH 24時間浸漬 | 異状なし |
| 耐候性 | 南面45°屋外暴露 | 全色2年以上異状なし |
- 浸漬試験は室温にて実施しております。
- 塗装鋼板の種類により上記と異なる結果になることもあります。
製品の用途・機能
-
一般印刷
インキタイプ
-
一液熱硬化型二液反応型
製品の特性
-
接着性柔軟性
製品の耐性
-
物理的耐性耐久性
推奨被印刷物
- 材質
-
アクリル塗装金属アルミウレタン塗装金属ガラスセラミックポリエステル塗装金属メラミン塗装金属塗装金属塗装面熱硬化性樹脂金属、ガラス、セラミック、ハードコート処理面金属素地
- 最終製品
-
住宅用建材自動販売機
カラー・グレード
| 標準色（一般色） |
01白
02黄
03青黄
16ピンク
28オレンジ
45濃藍
46藍
75グリーン
85群青
|
|---|
| 標準色（耐候色） |
18紅
|
|---|
注意事項
- ご使用に際しての安全上の注意事項に関しては、製品の安全データシート（SDS）をご参照下さい。
- 当インフォメーションに記載されている内容は予告無しに変更・改訂する場合があります。
- この特性データは、弊社の実施した評価結果に基づくもので、お客さまのご使用時の製品特性を保証するものではありません。
- 使用の際は、実際に使用される装置及び被着材での評価結果に基づき、条件を十分ご検討の上、ご使用下さい。
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