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FAQ

スクリーン印刷やスクリーンインキに関する一般的な事柄から、
用途や材質に最適なインキ、対候性や接着性の機能を向上させる方法など、
基本から専門性の高い技術情報までを網羅したFAQです。
機能、用途、材質など様々な切り口で疑問にお答えします。

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スクリーン印刷やスクリーンインキに関する一般的な事柄から、
用途や材質に最適なインキ、対候性や接着性の機能を向上させる方法など、
基本から専門性の高い技術情報までを網羅したFAQです。
機能、用途、材質など様々な切り口で疑問にお答えします。

Q11-11

11. テトロンインキを印刷した塩ビシートで、ブロッキングトラブルが発生した。

900シリーズ テトロンインキは、光沢の優れた厚膜インキである為に、乾燥が不十分な場合には印刷物がブロッキングする危険性があります。

また塩ビシートは有機溶剤を吸収し若干膨潤する性質を持っていますので、テトロンインキをPET材に印刷する場合よりも、更にブロッキングトラブルが発生しやすくなっています。

対策としては、インキを塩ビ用インキである、ビニールインキ(艶消型)、又は3500シリーズ EXGインキ(光沢型)に変更して下さい。

EXGインキでは光沢が不足する用途では、100シリーズ スーパーグロスインキを使用すれば光沢の優れた印刷が可能になります。

しかしブロッキングの危険性はEXGを使用したときよりも増えますので、ご注意下さい。

なおUV硬化型インキ(レイキュアーVX 4700シリーズレイキュアーLP 4700シリーズ、等)に変更した場合には、ブロッキングの心配は全くありません。