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FAQ

スクリーン印刷やスクリーンインキに関する一般的な事柄から、
用途や材質に最適なインキ、対候性や接着性の機能を向上させる方法など、
基本から専門性の高い技術情報までを網羅したFAQです。
機能、用途、材質など様々な切り口で疑問にお答えします。

Q07-23

23. アルミペーストの種類と層間剥離現象との関係について知りたい

アルミペーストには、次のような種類があります。

リーフィングタイプ全種
ノンリーフィングタイプ通常品
表面処理品
樹脂コーティング品
UV用
JAグレード

以上6種類のアルミペーストは、下に行くほど物性が向上します。

弊社では溶剤型インキの調色には「樹脂コーティング品」を使用しています。

UVインキには「UV用」及び「JAグレード」をお薦めしています。

これら樹脂コーティング品以上のグレードのアルミペーストで層間剥離が問題になることはありません。

一方通常品(JK-16,JK-20が該当)及び表面処理品のアルミペーストは、隠蔽性や光輝感の点では優れていますが、アルミが樹脂成分で被覆保護されていないために物性に難があります。

セロテープ試験を行うと表面層だけが剥離することがあります。

オーバーコートをしても、塗膜中にアルミが偏在して樹脂分の少ない層が出来ているため、層間剥離現象が起きます。

従って工業用途で物性を優先させる場合には、これらのタイプのアルミペーストを使用することはお勧め出来ません。

尚、同じタイプのアルミペーストの中で粒子径の違うものを比較すると、粒子径が小さいものほど表面積が大きくなるため物性が低下します。

物性の面では粒子径の大きなアルミの方が有利です。

UVインキ用は、粒子径を揃えて版の目詰まりを防ぐと同時に、ペースト中の溶剤分を減らして安定性を向上させています。

又、一部のUVインキ(#6200 UIM等)では高酸価のビヒクルを使用しているため、安定性の特に優れたアルミペースト「JAグレード」を使用する必要があります。

「UV用」及び「JAグレード」を溶剤型インキに使用することは、全く問題ありません。