REACH SVHC
欧州では、環境への影響が大きい有害物質をREACH認可対象の候補物質「SVHC(高懸念性物質、Substances of Very High Concern)」と呼んで規制している。化学品の製造や輸入に際してSVHCの含有濃度が0.1wt%(1,000ppm)を超える場合は、情報提供等の義務が発生する。SVHCは、2008年10月に第1次の15物質が公表された後、ほぼ半年毎に物質が追加されている。(2015年6月現在で163物質)
スクリーンインキにまつわる様々な用語を網羅した用語集。印刷の工程に関わるものから業界特有の用語、化学用語や技術用語なども盛り込みました。この領域のパイオニアである弊社ならではの充実ぶりです。
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欧州では、環境への影響が大きい有害物質をREACH認可対象の候補物質「SVHC(高懸念性物質、Substances of Very High Concern)」と呼んで規制している。化学品の製造や輸入に際してSVHCの含有濃度が0.1wt%(1,000ppm)を超える場合は、情報提供等の義務が発生する。SVHCは、2008年10月に第1次の15物質が公表された後、ほぼ半年毎に物質が追加されている。(2015年6月現在で163物質)
REACH付属書17で定める制限対象物質は、指定された制限条件内においてのみ製造、輸入あるいは使用が可能。対象物質は2014年6月現在で64物質群(欠番含む)。
REACH付属書14で定める認可対象物質は、候補物質「SVHC」の中から正式に決定された物質。2014年8月に9物質が追加されて31物質群となった。EUは各物質の使用認可について、認可申込期限を定めている。適用日から18ヵ月経過後、これらの物質の上市や使用は、REACHの規則により禁止される。ただし、認可を受けた場合や例外として認められた場合は、使用が認められる。
化学物質を年間1t(トン)以上製造・輸入する場合、EU域内(欧州連合)のすべての製造・輸入業者が、欧州化学物質庁(ECHA)のデータベースへ、化学物質に関する情報を登録しなければならない。 登録しない場合、化学物質の製造・輸入ができなくなる。
→ RoHS指令
RoHSとは、Restriction of Hazardous Substancesの略であり、電子・電気機器における特定有害物質の使用制限に関するEU指令。2003年2月にWEEE指令と共に公布、2006年7月に施行された。
RoHS指令に基づき、2006年7月以降は、EU加盟国内において、以下の物質が指定値を超えて含まれた電子・電気機器(electrical and electronic equipment, EEEと略す)を上市することはできなくなった。
対象製品は、全ての構成部材で上記物質の含有率を指定の数値以下にする必要がある。
又、2015年6月4日に公布された”改正RoHS指令”では、次の4物質が追加されて合計10物質になり、2019年7月22日から適用されることになった。
→ REACH規則
ガラスの下にライトを組み込んだテーブル。版下原稿作成の際、トレースや透過フィルムの修正の時などに使用する。又調色作業時に透過光の色合わせにも使用する。
摩擦試験。拭き取り試験。
シートや成形品の表面を保護するためにフィルムを貼ること。積層プラスチック。
ラメ〔(フ) lamé〕の本来の意味は、金属糸で模様を織り出した織物のこと。ラメ印刷は、ホログラムパウダーを使った印刷を指す。ホログラムの効果で見る角度で色の変わるダイヤモンドに似た輝きが得られる。 → COLOSER-PRISM
リオトーンは東洋インキの商品名。エッチング効果の得られる印刷技術。ホイル紙にこの加工を施せば、あたかも金属面に彫刻しているような表現と触感を付加することが出来る。 → 擬似エッチング
印刷インキの乾燥を遅延、抑制するために使用する希釈溶剤。遅乾溶剤よりも更に乾燥が遅い。
重ね刷りをしたときに、下層のインキ膜が上層のインキ中の溶剤により膨潤して基材から浮き上がり、しわが発生するトラブルをいう。
スロットマシン(slot machine、通称パチスロ)にはいくつかのリールが並んでおり、レバーを引くとリールが回り始める。リールが全て止まったとき、同じ絵柄がひとつのライン上に揃えば、当たりとなる。リールの印刷にスクリーン印刷が使われる。
リンテック(株)製、ガラス飛散防止フィルム・防犯対策フィルム
シンロイヒ(株)製の光る色材。ブラックライトを照射することにより、幻想的とも言える鮮やかな色彩を生み出す。
藤倉化成(株)製のプラスチック用塗料の商品名。
印刷インキの粘り、固さを低減させる補助剤。溶剤型インキでは希釈溶剤と呼ばれるが、UVインキ用の希釈剤は有機溶剤を含まないためレジューサーと称される。
レベリング剤は、インキ皮膜のはじき、クレーターやユズ肌などを改善し平滑化する助剤である。万能型のレベリング剤はなく、インキの種類により効果のあるレベリング剤が選ばれる。
レンチキュラーシート(かまぼこ状の凸レンズ)の焦点が見る角度により移動する原理を利用して、絵や写真を変化させたり、立体感を表現する技術。 レンチキュラーの種類には、次のようなものがある。
金赤色インキに使用される代表的な顔料。色は鮮明な橙赤色。練肉しやすく、インキ化したときの適性も良好であるが、耐候性は弱い。
シンロイヒ(株)製のBLマーカーペン(油性透明発光ペン)。通常光の下では無色だが、ブラックライトを当てると光る。
ロッテルダム条約は、化学物質の危険有害性に関する情報が乏しい国へ化学物質を輸出することによって、その国の人の健康や環境への悪影響が生じることを防止するため、輸出国は特定の有害物質の輸出に先立って、輸入国政府の輸入意思を確認した上で輸出を行うこと等を規定している条約。2013年に4種類の物質群が附属書(輸出手続きが必要となる化学物質)に追加された。
ロッテルダム条約対象物質は、輸出規制非該当証明書 の調査対象物質にも含まれている。
円筒形のスクリーン版の総称。メタライズドスクリーンやメタル版が使用される。これに対し、通常の平らな版は、フラット版と呼ばれる。
液状の感光性樹脂などを均一な膜厚で塗布するための装置。高精度の溝が加工されたコーティングロール、転写する液量をコントロールするドクターバー・あるいはドクターロール、そして搬送機構とバックアップロールから構成されている。
ロールに巻かれたィルムなどに印刷した後、又ロールに巻き取る形式のスクリーン印刷機。高速印刷に適する。
三本ロールのような練肉する装置。
成形品が金型に粘着するのを防止して容易に離すことが出来る様にする薬品のこと。一方ではインキの接着を阻害する。