UVランプ UV lamp
UVランプとして主に使用されているのは、高圧水銀灯とメタルハライドランプである。ランプの発光スペクトルは、インキの硬化性に大きな影響を及ぼす。UVランプは紫外線のみならず可視光や赤外線も発光しており、紫外線の発生効率は20〜30%である。この紫外線の中でUVインキの硬化性に有効な波長域は、320〜400nmの長波長域と考えられている。これは長波長の方が透過性に有利であることと、UVインキに使用される顔料が365nm近くに最大透過率を示すものが多いことによる。従って膜厚の厚くなるスクリーン印刷では、長波長の発光量が多いメタルハライドランプが内部硬化性の点で有利である。