十条ケミカル株式会社

用語集

スクリーンインキにまつわる様々な用語を網羅した用語集。印刷の工程に関わるものから業界特有の用語、化学用語や技術用語なども盛り込みました。この領域のパイオニアである弊社ならではの充実ぶりです。

NITE(ナイト)

製品評価技術基盤機構(National Institute of Technology and Evaluation)のこと。01年4月設立の独立行政法人で、活動分野は、電気機器などの製品安全分野、化学物質の管理分野、計量器などの認証を行う機関の認定分野、微生物などの生物遺伝資源の保存と解析・活用分野の4分野となっている。
印刷インキが関係する”化学物質管理分野”では、化学物質の総合的なリスク評価・管理に関するさまざまな情報を提供している。(GHSPRTR、化審法、他)

ぬれ(濡れ) wettability

インキなどの液体が被印刷物の表面になじみやすいか否かをいう。ぬれが悪いとインキの接着性も劣る。 ぬれの程度をぬれ指数といい、ぬれ指数液で測定する。

ナイロンタフタ

縦横均一なナイロン糸で織った平織りの生地。

ナフタレン Naphthalin

ナフタレンはPAHsの一つであり、変異原性物質として労働安全衛生法の規制対象となっている。 防虫剤として一般に使用されていた事もある。
スクリーン印刷用溶剤の芳香族炭化水素に不純物もしくは一成分として含有されている。
十条ケミカルでは、ナフタレン対応のため2011年1月以降9100シリーズPETインキを廃止し、低ナフタレンタイプの9100PLシリーズPETインキに一本化している。

ニス原紙 varnished stencil paper

シェラックニスとゼラチンを塗布した透明紙。カッティング製版に使用する。

ヌケが悪い Ink doesn’t go through the mesh easily.

  1. 感光製版工程で、水洗現像の際に絵柄がきれいに現像されないこと。
  2. スクリーン印刷の際に、インキのスクリーン通過性が悪く、一部目詰まりする状態。

ネームプレート nameplate

  1. 表札(ひようさつ)。
  2. 機械・器具などに取り付けてある商品名・製造所名などを記載した金属やプラスチックの板。

ノリファン NORIPHAN®

ドイツ・プレール社製IMD用スクリーンインキ。

ノングレアインキ non-glare ink

ノングレア処理とは、ディスプレイやフィルムの表面などに周囲の光が反射しないように、乱反射皮膜を形成する処理。ノングレアインキはこのために使用されるインキ。UVマットクリアーインキなどが応用されている。 → ARコート

二次加工適性 post-print processability

印刷後に印刷物をそれぞれの目的に合うように加工する場合、その加工条件に耐える適性を二次加工適性という。一般的な二次加工としては、オーバーコート、ラミネート、折り曲げ、打ち抜き等がある。

二液反応型インキ two-component ink

反応性樹脂をビヒクル原料とする印刷インキと、硬化剤との二種の液状物質を、印刷の直前に混合して化学反応によって硬化乾燥させるインキ。エポキシ樹脂系インキや二液ウレタン樹脂系インキがある。 → 一液熱硬化型インキ → 一覧表

二酸化ケイ素 Silicon Dioxide

通称はシリカという。微粉末状シリカは、スクリーンインキ原料として、艶消剤や腰切剤(チキソ剤)として使用される。

内部硬化性 inner cure

UVインキの内部硬化性は、空気中の酸素の影響を受けない部分の硬化性である。インキ皮膜の中層部は、紫外線強度がまだ充分に強いので硬化性が一番良い部分である。しかし、紫外線強度はインキ皮膜の深部へ行くに従い弱くなり、皮膜深層部は重合速度が遅くなってしまう。皮膜深層部は接着界面部分でもあるので、硬化不良となると接着不良が発生する。従って接着を良くするためには、内部硬化性を良くすることが大切である。けれども内部硬化性があまりに良くなり過ぎると、内部応力が大きくなるので接着を阻害する場合もあるので注意を要する。 → 表面硬化性

捺染 textile printing

布に模様を印刷して染色することを捺染(なっせん)という。スクリーン印刷は捺染技術を応用したものである。

濃度計(デンシトメーター densitometer)

写真フィルムや印刷物などの濃度を測定する計器。照射光と反射光(又は透過光)との比率から計算される濃度値を、目盛りで直読できるようになっている。透過光測定専用のものは透過濃度計という。濃度計の種類が異なると、測定値には若干の差が生ずる。

熱可塑性樹脂 plastics

加熱すると、軟化して加工できるようになり、冷やすと固化する樹脂をいう。熱可塑性樹脂は線状構造であるため、加熱すると軟化し、冷却すると固化し、これをくりかえすことができる。

熱硬化性樹脂 thermosetting resin

加熱すると、軟化して加工できるようになるが、そのまま加熱を続けると、化学反応を起こして硬化する樹脂をいう。熱硬化性樹脂は比較的低分子の物質が加熱により高分子量の3次元架橋構造(網状構造)となるもので、一度硬化したあとは加熱しても再び軟化することがない。

粘度 viscosity

流動体の粘性の度合い。粘度の単位は、以前はg/cm・sでポイズ(P)で表したが、現在使われているSI単位系では dPa・s が使われる。(1dPa・s = 1P)  印刷方式やその他の条件により、適性粘度は違ってくる。

粘度計 viscometer

流体の粘度の測定に使用する計器。回転板粘度計、B型粘度計、ブルックフィールズ粘度計、スパイラル粘度計、平行板粘度計などがある。

粘弾性 viscoelasticity

流動体の粘性と弾性をあわせて粘弾性という。

粘着剤 pressure‐sensitive adhesive

物を「つける」材料には、粘着剤と接着剤がある。粘着剤は液体と固体の両方の性質を持ち、常に濡れた状態を安定して保っているが、接着剤は使う前は液体で、貼り付けた後に固体になる。英語では、ともにadhesiveで、特に粘着剤を強調する時にpressure‐sensitive adhesive (感圧接着剤)と呼ぶ。貼った後に剥がれない永久粘着剤と、貼った後に剥がせる再剥離粘着剤がある。

長台 long table

  1. ロール状の長さのあるフィルム、シート、布などを固定する印刷台をいい、版を移動して印刷を行う。主に空気入りビニール玩具の印刷に用いられる。
  2. 捺染台

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