十条ケミカル株式会社

用語集

スクリーンインキにまつわる様々な用語を網羅した用語集。印刷の工程に関わるものから業界特有の用語、化学用語や技術用語なども盛り込みました。この領域のパイオニアである弊社ならではの充実ぶりです。

コラーゲン collagen

線維状タンパク質の一種。機能性インキの原料として、コラーゲンパウダーが使われることがある。

コントラビジョン® contra-vision

ガラス、PVC、アクリル、ポリエステルなどの透明素材に印刷し、表と裏に異なったデザインを表現する技法。特徴は、ドットまたはストライブの上に複数の色を重ねて印刷する片面印刷であり、これが表裏で異なったデザインや配色表現を可能にし、同時に遮へい・透過の視覚効果も発揮する。用途は、オフィスのドア、窓、車両のウィンドウ、サンルーフ、パーテーション、ショップディスプレイ、照明ディスプレイ、他。(コントラビジョンは、英国コントラビジョン社の登録商標)

コンパウンド compound

  1. 印刷用語では、印刷インキに混和して印刷適性を調整、改善するための補助剤のこと。インキの粘着性を低下させ腰切の役をする。 → チキソ剤 → 増粘剤
  2. プラスチック用語では、合成樹脂に必要に応じて可塑剤、充填材、着色剤、強化材、その他各種配合剤を加えて混合し、そのままの状態で成形に提供することが出来るようにした材料をいう。

コーティング coating

一般的には塗装のことであるが、印刷においては「紙やプラスチックなどの印刷の前後に印刷適性、印刷効果の向上、用途適性の向上を目的として塗装を行うこと」を指す。印刷前の塗装をアンカーコート(アンダーコート)、印刷後の塗装をオーバーコートという。

コールドフィルター/コールドミラー Cold Filter/Cold Mirror

コールドフィルターは効率良く可視光・紫外線を透過して、熱線を反射する。可視光域における透過はほぼニュートラルに設定されており、ほとんど無色。コールドミラーは可視光・紫外線を反射し、熱線を効率良く透過する。

光沢度計(グロスメーター gloss meter)

印刷物の光沢度を測定するための計測器。

合成樹脂 synthetic resin; plastic

天然樹脂に対して、人為的に合成された樹脂状のものを当初、合成樹脂といったが現在では、プラスチックと同じ意味に使われている。大別して熱硬化性樹脂熱可塑性樹脂に分けられる。スクリーン印刷の対象素材として非常に重要。

合成紙 synthetic paper

プラスチックを原料とした筆記や印刷が出来る不透明なフィルム。天然の紙の代替品として生産が始められた。原料はPP、PE、PS、炭酸カルシウムなどの無機充填剤。最大の用途は商業印刷で屋外用ポスター、立て看板、カレンダーなど。選挙用ポスターによく使われる。 →  合成紙

孔版印刷 stencil printing

スクリーン印刷や謄写版印刷など、ステンシルを用いて版よりインキを押し出すことにより印刷する方式の総称。

抗菌インキ

抗菌剤を練り込んだインキ。機能性インキの一種だがあまり一般的ではない。

校正刷り proof sheet

製版の正誤・良否を調べ、訂正および修正するために仮に刷ること。

硬化促進剤 accelerator

主剤と硬化剤の反応を促進し、硬化時間を短縮する添加剤。硬化触媒ともいう。

硬化剤 hardener

反応性樹脂を使用した印刷インキに添加して硬化反応を進行させる物質。反応性樹脂の種類や性質によって、硬化剤の種類も異なる。

硬化温度 curing temperature

熱硬化型インキが硬化する温度のこと。一液熱硬化型インキは、最低硬化温度以下では硬化反応が進まない。硬化温度が高い方が、インキの接着性や皮膜物性は向上する。 但し温度が高すぎると色が変退色したり、樹脂の劣化が始まることがある。

紺青 prussian [deep] blue; ultra marine

古くから使われてきた代表的な青色顔料で、ミロリブルー、プルシアンブルー、アイアンブルーなどとも呼ばれる。粒子が非常に細かく、鮮明で、着色力が大きい。耐候性、耐酸性はよいが、耐アルカリ性が弱い。フタロシアニンブルーに比べると色相がくすんでおり物性も劣るため、用途は限られる。

腰切剤(チキソトロピック剤 thixotropic agent)

インキの流動性を調整して曳糸性を減少する効果がある。腰切剤の適量添加はインキの印刷作業性を向上し画線の再現性も良くなるが、過剰に添加するとインキのレベリング性を悪化させ、極端な場合は印刷面に紗の目が現れる。UVインキのマットクリアーは、この性質を逆に利用してインキ皮膜の艶を消している。

降伏値 yield value

物体に流動を起こさせるのに必要な最低の力。インキの降伏値が小さいほど流れやすい。 流体に外力を加えたとき、弾性変形から流動変形に移るための限界応力。

香料インキ aromatic ink

香料をマイクロカプセル化しインキにしたもの。印刷後摩擦等によりカプセルが破壊したとき芳香を発する。

高濃度インキ(オペークインキ opaque ink)

高濃度、高隠蔽性タイプのインキ。以前は、黄、赤系に黄鉛やクロムバーミリオンなどの鉛性顔料が使用されていたが、現在は高隠蔽性の有機顔料が使用されている。 → EXOインキ

高速分散攪拌機 high-speed mixer

鉄製の腕から垂直に回転軸が下がり、その先端に歯車状の小さな翼を取り付けた円盤を取り付け、高速回転させる装置。流動性のある混合物を入れた容器の中に回転軸を入れ、対流を利用して高速混合分散をさせる。回転速度は用途により適宜変えられる。ディスパー、デゾルバーなどがある。 インキの製造時に使用する。

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