十条ケミカル株式会社

用語集

スクリーンインキにまつわる様々な用語を網羅した用語集。印刷の工程に関わるものから業界特有の用語、化学用語や技術用語なども盛り込みました。この領域のパイオニアである弊社ならではの充実ぶりです。

キャブロイド®

太平化学製品(株)商品名。CAP(セルロース・アセテート・プロピオネート)とCAB(セルロース・アセテート・ブチレート)を原料とした押出法によるシートの総称。用途:スキーゴーグル、水泳ゴーグル、型紙、テンプレート、印刷シート、看板

キュアリング curing

印刷インキ等の塗膜を、反応硬化させること。UVキュアリングとは、紫外線による硬化乾燥をいう。

キーボード Keyboard

コンピューターの入力装置でタイプライターとよく似たキー配列をもつ。キーボードのキートップの印刷にはパッド印刷が用いられ、メンブレンスイッチの印刷にはスクリーン印刷が用いられる。

共重合体(コポリマー copolymer)

二種あるいはそれ以上の単量体を混合して行う重合を共重合といい、その結果得られた重合体を共重合体という。スクリーンインキに使用されているものには、塩化ビニルと酢酸ビニル、エチレンと酢酸ビニルなどの共重合体がある。 → 単量体(モノマー) → オリゴマー

危険物 dangerous substance

スクリーン印刷用として使用される溶剤(希釈溶剤及びインキ成分)は、消防法により、危険物第四類第2石油類(引火点21〜70℃)または第3石油類(引火点70℃超)に分類される。指定数量はそれぞれ1000リットル、2000リットルとなっているので、貯蔵の際には注意が必要。
輸出の際に問題となる国連分類では、引火点60℃以下の溶剤が危険物に分類されている。従って消防法上は危険物である第2石油類の一部と第3石油類の全ての溶剤は、国連分類では危険物には該当しない。

吸水性(吸湿性) absorbency; hygroscopicity

ポリマーやフィラーの中には水分を吸って成形性や製品の性質に著しく影響するものがある。ナイロンは特に吸水性が高いことで知られ、吸水率が1.5%にも及ぶ。ナイロンでは絶乾時と吸湿時では力学的性質が異なる。ナイロン製のスクリーン紗で問題となる性質である。

希釈溶剤 thinner

溶剤型インキの粘り、かたさを低減させる補助剤。各シリーズ毎に設定があり、速乾、標準、遅乾、リターダーなどの種類がある。

強制乾燥 forced drying

赤外線や温風などにより、インキを強制的に乾燥・硬化させること。 → 自然乾燥

曲面印刷 curved surface printing

円筒・円錐や球形などの成形加工等を行った被印刷物の曲面にスクリーン印刷方式又はパッド印刷方式により印刷すること。ポリボトルやガラスビンなどの二次曲面にはスクリーン印刷で、又ゴルフボールなどの三次曲面にはパッド印刷で印刷されることが多い。

曲面印刷機 cylindrical printer

成形された円錐面や円筒面などの曲面を印刷するときに使用するスクリーン印刷機。 → 平面スクリーン印刷機

極性基

分子の末端基で、極性を示すもの。水酸基(-OH), カルボキシル基(-COOH)等

機上安定性 press stability

印刷機上でインキの諸性状、特に粘度が安定して保持される度合い。印刷中にインキが増粘し、濃度が変化したり、目詰まりが発生することは好ましくない。無溶剤型インキであるUVインキの機上安定性は非常に優れているが、場合によっては裏まわりが問題になることがある。

機能性インキ functional ink

光学的機能や電気的機能などの物理的機能、耐薬品性や生化学的機能などの化学的機能、特殊な印刷仕上りを持つ表面加飾機能などを特別に付与されたインキ。 → 機能性インキ → 機能性インキ一覧表

分類 作用 機能性インキの例
物理性 光学的 紫外線発色、蓄光、紫外線カット
液晶バックライト、ブラックランプ発色等
電気的 絶縁、導電、EL、磁気等
熱・温度的 発泡、示温、赤外線輻射、インサート成形等
応力的 サンドブラスト、マスキング、ネイルスクラッチ
滑り止め、粘着剤、転写用等
化学的 薬品的 エッチング、アルカリ剥離等
生化学的 抗菌、防曇等
吸収・吸着・反応 吸水性、筆記適性、ジェットプリンター受容
酸化腐食等
表面加飾 顔料・フィラーによる加飾 擬似エッチング、シボマットクリアー
ノングレア、ソフト感触、鏡面メタリック等
立体感・光沢感 厚盛印刷用、浮き出し、点字用、スポットクリアー等
自発的な微細模様形成 結晶模様、縮み模様、クラック模様、サンゴ状模様等

許容差 allowance

印刷精度やインキの色などの、許される誤差範囲

輝度 brightness

単位面積当たりの光束の量。一定の広さ部分の明るさのこと。単位はcd/m2(カンデラ)やnt(ニット)が用いられる。

近赤外線 near-infrared ray

赤外線波長帯(760mm〜0.1cm)の中の760mm〜約2µmまでの電磁波。インキの加熱乾燥などに使用する。 → 遠赤外線

金属粉インキ metallic ink

ビヒクルに金属粉を混和したインキで、金色インキ・銀色インキ・メタリック色インキをいう場合と、金属粉の特性を利用した機能性インキがある。

金粉(ブロンズ粉) bronze powder

金色インキ用に使用される金属粉顔料。ブロンズの微粉末。耐候性、耐酸性などが劣るため工業用の印刷にはあまり使用されない。工業用には、アルミペースト+透明黄インキの調色で金色を作ることが多い。

銀ペースト silver paste

導電性インキの一種で、ビヒクルに銀の微粒子を混和したインキ。

銀粉(アルミ粉) alminium powder

アルミニウムの微粉末。銀インキ用の金属粉顔料。アルミ粉は多量に取り扱う場合に危険があるので、一般にはアルミペーストを使用する。

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