JUJO TECNICAL INFOMATION

レイキュアー(UV硬化型)インキ

2009.09

レイキュアーOP 4300シリーズ  FG 厚盛クリアー

はじめに

レイキュアーOP 4300シリーズ FG厚盛クリアー類は、各種印刷物への厚盛オーバーコート、及びバーコ印刷用に開発したインキです。
今回、FG-4のグレードアップ品として 耐ブロッキング性と皮膜黄変性を改良したFG-5 をラインナップしました。

推薦する用途

オフセット,グラビア等の印刷物の厚盛オーバーコート、バーコ印刷用。
又、ラミコート面やマットPPラミ面への印刷にも適します。

特徴

  1. シリンダープレス等での高速印刷適性が優れています。 (FG-5,FG-20)
  2. 速硬化性で、平積み時の耐ブロッキング性に優れています。
  3. オフセット印刷面やマットPPラミ面への接着性が優れています。
  4. 硬化皮膜は、光沢、レベリング性及び透明性が優れています。
  5. 重金属類やN-ビニルピロリドン等の有毒物は含有しません。

使用方法

  1. 使用前に良く撹拌して、そのまま印刷して下さい。
  2. 粘度を低下させたい時は、4300レジューサーを添加量10%以内で使用して下さい。
  3. 標準硬化条件
     刷 版 (メッシュ)
    150
     ゾル厚 (µm)
    100
     コンベアー速度(m/min)
    15
     積算光量 (mJ/cm2)
    150
     膜 厚 (µm)
    50〜70
    • ランプ強度120W/cm、1灯、メタルハライドランプ
    • 照射距離10cm (焦点距離)
    • ランプ冷却水冷式、空冷式いずれも可能です

印刷面積

  • 10〜15u/kg (150メッシュ、ゾル厚100µm)
  • 20〜30u/kg (180メッシュ、ゾル厚50µm)

荷姿

1kgポリ容器、他

インキの種類

種類 特徴 ・ 解説
FG-5 New ! 新製品。弱黄変性で性能のバランスが取れている。
シリンダープレス等の高速印刷機用
FG-20 皮膜黄変性が最も少ない。接着性と耐ブロッキング性は FG-5よりもやや劣る。
シリンダープレス等の高速印刷機用
FG-20SC FG-20の透明性改良タイプ。抜群の透明性。(非シリコン)
FG-30 FG-20の高粘度タイプ(粘度約3倍)、半自動印刷機用
FG-3 FG-4の高粘度タイプ(粘度約2倍)、接着性と耐ブロッキング性は
FG-5よりもやや劣る。半自動印刷機用。

インキの特性

高速印刷機用 半自動印刷機用 (参考)
FG-5 FG-20 FG-20SC FG-30 FG-3 FG-4
硬化特性
接着性 ○〜◎
柔 軟 性 ○〜◎ ○〜◎ ○〜◎
耐ブロッキング性 △〜○ ○〜◎
高速印刷性
レベリング
消泡性 △〜○
透明性 △〜○ △〜○
黄変性 △〜○ △〜○
臭気 △〜○ △〜○ △〜○
粘度 (dPa・s/25℃) 20〜30 20〜30 20〜30 60〜80 40〜60 20〜30

*上記特性は弊社製品の比較データです。インキ選定の目安としてご参照下さい。

注意事項

  1. 耐ブロッキング性は印刷する紙の光沢によって結果が左右されます。
    光沢のある紙に厚盛印刷をした場合、まれにブロッキングする危険性がありますので、ご注意下さい。(特にFG-20SCをご使用の場合)
    又硬化が充分でない、印刷面同士を合わせて積み重ねる、保管温度が高いなどの条件が重なるとブロッキングする危険性が高くなります。
    ブロッキング対策用の添加剤としては、次の様なものがありますので状況に応じてご使用ください。
    ・JAR-1メジウム 標準添加量:1〜5% (注意点:硬化皮膜が硬くなりやすい)
    ・JAR-34 標準添加量:0.1〜0.5% (注意点:レベリング性が低下しやすい)
  2. PPラミネート基材への印刷に関しましては、表面の濡れ性によって十分な接着が得られない場合があります。濡れ指数値450μN/cm以上の基材を使用し、事前に接着性をご確認ください。
  3. FG-20SCは特殊な消泡剤を使用しているため、他のインキとは混合出来ません。
    一方FG-20とFG-30の組み合わせ、及びFG-5とFG-3又はFG-4の組み合わせでは、任意の比率で混合することが出来ます。
  4. 一般的な注意事項については、別紙資料「UVインキ」に詳しく記載してありますので、ご参照下さい。
  5. ご使用に際しての安全上の注意事項に関しては、製品安全データシート(MSDS)をご参照下さい。