2007.01
硬化剤 JA-960
はじめに
JA-960は、硬化は速いのですが、印刷物を屋外に置いておくと少し黄変するタイプの硬化剤です。
用途
蒸発乾燥型インキの接着性、塗膜物性の向上
特長
JA-970に次いで二番目に反応が速い硬化剤です
使用方法
- インキ100部に対し、硬化剤JA-960を 7〜20部加えます。
(標準添加量…10部)
- 指定の希釈溶剤を加え、良く撹拌してから印刷します。
標準硬化時間
- 25℃… 2〜3日
- 80℃… 60分
- 100℃… 30分
- 120℃… 15分
可使時間
25℃…2〜5時間
注意事項
- 硬化剤の添加量が多くなると塗膜物性と接着性は向上しますが、隠蔽性と柔軟性は逆に低下します。
- 硬化温度が高いほど、皮膜物性は向上します。
可能な範囲内で、硬化温度はなるべく高く設定して下さい。
- 最適な硬化時間は、組み合わせるインキの種類や目的とする物性により変動します。
必ず事前に確認試験を行って下さい。
- 可使時間を過ぎてもしばらくは、インキは流動性があり印刷する事が可能です。
しかし、硬化皮膜の物性や光沢は低下していますので、使用は避けて下さい。
- 印刷物を屋外に出す様な用途では、JA-960を使用する事により、メジウムや白インキが若干黄変する事があります。
これが問題となる場合には、無黄変タイプの硬化剤( JA-950 , JA-940 )に変更して下さい。
- 硬化促進剤JA-E11は、JA-960との組み合わせでは使用出来ません。
- 硬化剤は湿気により単独でも硬化します。開封後は、その日の内に使いきるようにして下さい。
硬化剤の使用期限の目安は「製造後1年」とさせていただいていますが、これは未開封の場合です。
- ご使用に際しては、製品安全データシート(MSDS)をご参照下さい。
荷姿
100g金属缶入り、(1kg金属缶:受注後生産品)