添加剤一覧表(溶剤型インキ用)

2011.07
十条ケミカル株式会社

一般に溶剤型インキは指定の溶剤で希釈しただけで印刷出来ますが、接着性や物性を向上させたいとき、又印刷時にトラブルが発生したときには、添加剤の使用をご検討下さい。

添加剤一覧表(溶剤型インキ用-1)

品番
品名
性状
添加量%
用途 ・ 目的
注意事項
入目
容器
JA-750X
高濃度消泡剤
溶液
1〜3
シリコン系消泡剤。UVインキを含む全種インキ(ノンシリコン型除く)に使用可能。消泡効果が高く、はじきやピンホールの発生防止にも効果ある。添加時よく撹拌して使用し、指定量を越える多量添加を避ける。 1kg
溶剤缶
JA-750
消泡剤(原液)
粘液
0.1〜1
JA-750Xの原液。はじきの発生し易い材質の印刷時に使用する。添加時十分な機械撹拌が必要。指定量を越える多量添加は厳禁。重ね刷りの際は、ハジキ防止のために上のインキにも同量の添加を行う。 1kg
溶剤缶
JA-200
レベリング剤
粘液
0.1〜1
シリコン系添加剤。ユズ肌等のレベリングの改善に使用。はじき、ピンホールの防止にも効果有り。添加時十分な機械撹拌が必要。指定量を越える多量添加は厳禁。 1kg
溶剤缶
JA-201PL
消泡剤 New !
粘液
1〜2
非シリコン系消泡剤。#9100PL PET専用の消泡剤。ブリードが起こらないので、重ね刷りやオーバーコート適性に優れる。 添加時にはよく撹拌して使用し、指定量を越える多量添加を避ける。 1kg
溶剤缶
JA-101
汎用コンパンド
ペースト
10〜30
シリカ系腰切り剤。溶剤型インキ全種に使用可能で、混合するだけでインキにチクソトロピーを付与する。インキの流動性低下によってスキージングが軽くなり、印刷性が改善される。光沢は若干低下する。 1kg
インキ缶
JA-141
遅乾性コンパンド
ペースト
5〜15
JA-101の遅乾型。印刷性の改善目的で溶剤型インキ全種に使用可、特にカラー分解印刷用に適する。スチロール材を侵す遅乾性溶剤を使用しているので、スチロール材質の印刷用途には使用不可。 1kg
インキ缶
N-20
粉末腰切剤
微粉末
1〜5
微粉末シリカタイプの腰切り剤。インキの流動性の低下と増粘目的で使用する。添加時、十分な機械撹拌が必要。希釈溶剤(#170,#200溶剤)を併用すると流動性低下効果が向上する。 1kg
ポリ袋
JA-620
スリップ剤
ゲル状液
2〜5
ポリエチレン分散溶液。印刷膜表面にスリップ性を付与し、キズや摩擦に強くなる。インキの粘性を低下させ印刷性が良くなる効果もある。多量添加の場合には光沢が低下するので注意する。 1kg
溶剤缶
JA-450
汎用艶消剤
ペースト
5〜30
艶消し用シリカベースのペースト状艶消剤。全ての溶剤型インキに混合できる汎用艶消剤。インキへの混合が非常に容易で使用しやすい。添加量によって艶消し仕上がりの度合いを調整できる。 1kg
ポリボトル
JA-244
粉末艶消剤
粉末
1〜5
艶消し用シリカ粉末。艶消調整を目的に全てのインキに使用可能であるが、攪拌混合を十分に行うこと。きめの細かい艶消し仕上がりになる。インキ濃度を低下させずに増粘効果も得られる。 1kg
ポリ袋
JA-308
粉末艶消剤
粉末
1〜5
JA-244よりも粒子が大きい艶消し用シリカ粉末。艶消調整を目的に全てのインキに使用可能であるが、攪拌混合を十分に行うこと。JA-244より艶消し効果が高い。 1kg
ポリ袋
JA-704
柔軟剤
粘液
2〜5
特殊可塑剤(旧JA-700,JA-702の代替品)。反応型を除く溶剤型インキ全種に使用可能で、印刷皮膜の柔軟性の向上や亀裂防止の目的で添加する。乾燥が遅くなり、多量添加の場合ベタつきを生じるので注意。 1kg
溶剤缶
JA-P16
接着性向上剤
粘液
5〜10
接着性付与樹脂溶液。OPSインキ専用、ポリプロピレン材への接着性向上効果を目的としOPSインキに添加する。添加量が多くなるにつれ印刷作業性や光沢が低下するので注意する。 1kg
インキ缶
JA- 1
帯電防止剤
溶液
2〜5
特殊界面活性剤。溶剤型インキに添加して、印刷時に発生する静電気によるヒゲや色むらを防止する。印刷条件等によっては効果がない場合があるので、事前の確認試験が必要。 1kg
溶剤缶
JA-12
作業性改良剤
粘液
2〜5
繊維素系樹脂溶液。PCインキPETインキに添加して印刷作業性を改良する。皮膜硬度は向上するが、柔軟性が低下しエンボス加工等の後加工適正が少し悪くなるので注意する。 1kg
インキ缶
JA-20
分散剤
溶液
0.3〜0.7
顔料分散剤。溶剤型インキの顔料分散安定性の向上。顔料凝集(フロキュレーション)や色別れを防止して、調色インキの色相を安定させる。十分に混合攪拌を行う。 1kg
溶剤缶

添加剤一覧表(溶剤型インキ用-2)

品番
品名
性状
添加量%
用途 ・ 目的
注意事項
入目
容器
JA-960
硬化剤
粘液
5〜20
ポリイソシアネート樹脂。溶剤型インキの接着性付与、皮膜物性(耐溶剤性等)の向上剤。速硬化・難黄変タイプ。ポットライフ(可使時間)は4〜5時間(20℃) 。屋外用途の印刷には使用を避ける。 100g
金属缶
JA-970
硬化剤
粘液
5〜20
ポリイソシアネート樹脂。溶剤型インキの接着性付与、皮膜物性(耐溶剤性等)の向上剤。速硬化・無黄変タイプ。ポットライフ(可使時間)は4〜5時間(20℃) 。屋外用途の印刷の際には経時変化での光沢低下に注意する。 100g
金属缶
JA-950
硬化剤
粘液
5〜15
ポリイソシアネート樹脂。溶剤型インキの接着性付与、皮膜物性(耐溶剤性等)の向上剤。遅硬化・無黄変タイプ。ポットライフ(可使時間)は8時間以内(20℃)。耐候性が良好である。 100g
金属缶
JA-950H
硬化剤
粘液
4〜12
ポリイソシアネート樹脂。JA-950の無溶剤・高粘度タイプ品。有効成分100%。遅硬化・無黄変タイプ。ポットライフ(可使時間)は8時間以内(20℃)。耐候性が良好である。 100g
金属缶
JA-930
硬化剤
粘液
5〜15
ポリイソシアネート樹脂。JA-950の相溶性、色相(黒インキ)安定性改良タイプ。遅硬化・無黄変タイプ。ポットライフ(可使時間)は8時間以内(20℃)。耐候性が良好である。 100g
金属缶
JA-940
硬化剤
粘液
10〜30
変成ポリイソシアネート樹脂。柔軟性が最も良好。柔軟素材への接着性付与、皮膜物性(耐溶剤性等)の向上用途。遅硬化・無黄変タイプ。ポットライフ(可使時間)は12時間以内(20℃)。 100g
金属缶
JA-980
硬化剤
粘液
5〜15
ブロックイソシアネート系樹脂。加熱硬化専用硬化剤。添加後のポットライフ(可使時間)が無い。高温硬化型、硬化温度150℃以上。硬化時間30分。無黄変タイプで耐候性良好。 100g
金属缶
JA-1000
エピライト添加剤
溶液
1〜2
シラン系カップリング剤。エピライトインキ用。ガラス、金属への接着性と耐水性の向上。水分の混入によって成分が変質するので使用後は密閉する。インキを使用する直前に添加する。 100g
金属缶
JA-E11
硬化促進剤
溶液
1〜2
含金属(錫)系触媒。有効成分10%。遅硬化型硬化剤(JA-950、他)を使用する際の硬化促進剤。硬化促進の効果大きい。但しインキのポットライフ(可使時間)が短くなるので注意。 50g
金属缶
JA-E111
硬化促進剤
溶液
1〜5
含金属(錫)系触媒。有効成分0.1%。硬化剤(JA-960、他)を使用する際の硬化促進剤。JA-E11に比べ硬化促進効果が穏やかなので、ポットライフ(可使時間)の短縮を抑えられる。 50g
金属缶
表面処理剤
プライマー L
溶液
-
接着付与樹脂トルエン溶液。PP(ポリプロピレン)材に印刷する際、事前に塗布する表面処理剤。ウエス等に染み込ませ印刷部表面を拭いて、薄く塗布する。乾燥後、塗膜上にOPSインキ等を印刷する。 1kg
溶剤缶
ビニール
対策溶剤
溶剤
10〜30
特殊添加剤含有ビニール溶剤(速乾、標準、遅乾)。可塑剤や安定剤の浮いた接着性の悪い軟質ビニール材ビニールインキ等を印刷する際に希釈溶剤として用いる。接着性が向上し強固な接着となる。 1kg,18kg
溶剤缶

補足

添加剤一覧表(UV型インキ用)