接着性向上 物性向上 硬化性促進 | 添加剤
JA-970 硬化剤
添加剤
二液反応型
蒸発乾燥型
2液反応型インキの硬化剤、蒸発乾燥型インキの接着性、塗膜物性の向上剤です。
ポリイソシアネート樹脂・速硬化・無黄変タイプで当社製硬化剤の中では一番速く硬化しますが、
屋外用途の印刷の際には経時変化での光沢低下にご注意ください。
製品の特長
- JA-960よりも反応が速く、低温で硬化します。
- JA-960よりも塗膜硬度が向上します。
- 特性
-
硬化性接着性
スペック
- 入目・容器
- 100g 金属缶
- 性状
- 粘液
使用方法
指定の希釈溶剤を加え、良く撹拌してから印刷します。
- 添加量 インキ100部に対して(部/%)
- 7~20(標準添加量 … 10)
硬化方法
標準硬化時間
25℃ … 2~3日
60℃ … 60分
80℃ … 30分
100℃ … 15分
反応硬化条件
- 可使時間
- 20℃ … 4~5時間
25℃ … 2~5時間
注意事項
- 硬化剤の添加量が多くなると塗膜物性と接着性は向上しますが、隠蔽性と柔軟性は逆に低下します。
- 硬化温度が高いほど、皮膜物性は向上します。可能な範囲内で、硬化温度はなるべく高く設定して下さい。
- 最適な硬化時間は、組み合わせるインキの種類や目的とする物性により変動します。必ず事前に確認試験を行って下さい。
- 可使時間を過ぎてもしばらくは、インキは流動性があり印刷する事が可能です。しかし、硬化皮膜の物性や光沢は低下していますので、使用は避けて下さい。
- 印刷物を屋外に出す様な用途では、JA-970を使用すると経時変化で印刷物の光沢が低下する事があります。これが問題となる場合には、硬化剤( JA-950 、JA-940 )に変更して下さい。
- 硬化促進剤JA-E11は、JA-970との組み合わせでは使用出来ません。
- 硬化剤は湿気により単独でも硬化します。開封後は、その日の内に使いきるようにして下さい。
硬化剤の使用期限の目安は「製造後1年」とさせていただいていますが、これは未開封の場合です。 - ご使用に際しては、製品の安全データシート(SDS)をご参照下さい。
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