十条ケミカル株式会社

さがす

  • 商品情報

一般印刷 | インキ

9300シリーズ HIPET

二液反応型

HIPETインキは、ポリエステルフィルムやポリカーボネートへの印刷用に開発した、ウレタン系の高性能二液反応型スクリーンインキです。硬化皮膜は柔軟性がありかつ強靭で耐熱性に優れていますので、熱絞り加工やインサート成形用の印刷にも適します。

製品の特長

特性
可撓性
強靭な硬化皮膜
柔軟性
接着性
耐性
耐熱性

推奨被印刷物

材質
PBT
PC
PETフィルム
PET計器
PET銘板
アルミ
ガラス
塗装金属
熱硬化性樹脂
最終製品
ホワイトボード
銘板
後加工・二次加工
インサート成形
熱絞り加工

仕上り・質感・見た目の効果

仕上り
グロス(光沢)

カラー・グレード

標準色 15色

標準色(一般色)
00メジウム
01白
05金赤
08赤
16ピンク
25紫
28オレンジ
45濃藍
46藍
75グリーン
90黒
標準色(耐候色)
06金赤
13青黄
14黄
18紅

※の付いているカラーは特色です。

スペック

入目・容器
1kg 缶

使用方法

次の比率で、インキ、硬化剤及び硬化促進剤を混合して下さい。

  • 9300シリーズ HIPETインキ … 100部
  • 硬化剤 JA-950 … 10部
  • 硬化促進剤 JA-E11 … 0~2部

これをテトロン溶剤で希釈して印刷します。ポリカーボネートに印刷する場合は、PC溶剤を使用します。
溶剤には各々、速乾、標準、遅乾、リターダーがありますので、作業環境温度や印刷物の画線の大小等により使い分けて下さい。

HIPETインキは標準配合以外に、次のような配合でも使用できます。

皮膜硬度重視配合(硬化剤JA-970使用)

  • 9300シリーズ HIPETインキ … 100
  • 硬化剤 JA-970 … 10~20

この配合では、硬度4H以上の非常に硬い皮膜が得られ、ハードコート材への印刷に適しています。しかし皮膜が脆くなりますので、接着性や後加工性が低下する事があります。

皮膜柔軟性重視配合(硬化剤JA-940使用)

  • 9300シリーズ HIPETインキ … 100
  • 硬化剤 JA-940 … 10~20
  • 硬化促進剤 JA-E11 … 0~ 2

この配合では、柔軟性の非常に優れた皮膜が得られますが、耐溶剤性等の物性は若干低下します。

希釈剤

テトロン溶剤
ポリカーボネート … PC溶剤

刷版

種類
写真版
洗浄
ビニール洗用溶剤
推奨印刷膜厚

硬化方法

硬化促進剤の添加量等により、硬化時間は変動しますので、事前に試験を行って硬化時間を決めて下さい。

反応硬化条件

硬化剤・促進剤
JA-950
JA-E11
添加量 インキ100部に対して(部/%)
10部
0~2部
硬化乾燥
100℃30~120分
可使時間
20℃ … 約2~4時間

試験データ(物性・耐候性・性能 など)

条件

HIPET 9301白 … 100
硬化剤 JA-950 … 10
硬化促進剤 JA-E11 … 2

上記の配合条件でPETフィルムに印刷し、100℃30分の加熱乾燥を行う。
これを試験片とし、下表の試験を行なう。

結果

試験項目 試験方法 結果
接着性 クロスカットセロテープ剥離試験 100/100 合格
塗膜硬度 JIS K5400 8.4 鉛筆硬度試験 2H~3H
耐衝撃性 JIS K5400 8.3.2 デュポン式衝撃試験
径1/2”、 500g、 50cm
塗膜の割れ、剥離なし
耐摩耗性 学振式耐摩耗試験器、カナキン3号綿布
荷重500g 、 10,000往復
外観、接着性異状なし
耐溶剤性 エタノールラビング、50回 異状なし
耐熱性 110℃、48時間
耐寒性 -30℃、48時間
耐アルカリ性 5%NaOH、24時間浸漬 表面白化
耐酸性 5%H2SO4、24時間浸漬 異状なし
耐候性 南面45°屋外暴露 全色2年以上異状なし
  1. 各色の耐候性は、「耐候性一覧表」でご確認下さい。
    尚インキをメジウムや白インキで薄めて印刷すると、原色の場合よりも耐候性が大幅に低下します。
  2. 以上の結果は、試験値であり保証値ではありません。

注意事項

  1. 硬化促進剤 JA-E11の主成分は、有機スズ化合物です。現在、有機スズ化合物は法令等で規制されています。HIPETインキにJA-E11を2%を超えて添加した場合に、インキ硬化乾燥膜のスズ含有率が1000ppm超となり、規制対象となります。
    尚、食品や化粧品と接触する用途、玩具用途などでは、更に厳しい規制があるので、JA-E11 は使用できません。
  2. ご使用の際には、製品の安全データシート(SDS)をご参照下さい。

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