十条ケミカル株式会社

さがす

  • 商品情報

一般印刷 | インキ

8000シリーズ PC

蒸発乾燥型

PCインキは、特にポリカーボネートを材質とした工業用計器板・銘板類への印刷用に開発した蒸発乾燥型のインキです。一番の特長は、皮膜の可撓性・柔軟性が優れていることです。

製品の特長

  • 材質にクラックを発生させず、かつ優れた接着性をもっています。
  • 印刷作業性に優れ、はじけやピンホールが発生しません。
  • 可撓性が優れ、打抜加工やしぼり加工が容易に出来ます。
  • 乾燥皮膜の物性が優れています。
特性
印刷作業性
可撓性
材質にノンクラック
柔軟性
接着性
物理的強度
耐性
耐候性
耐アルコール性

推奨被印刷物

材質
PC工業用計器板
PC銘板
最終製品
銘板
後加工・二次加工
打ち抜き
熱絞り加工

仕上り・質感・見た目の効果

仕上り
グロス(光沢)

カラー・グレード

標準色 18色/EXO, CONC系 9色

標準色(一般色)
00メジウム
01白
05金赤
08赤
16ピンク
25紫
28オレンジ
35浅葱
45濃藍
46藍
75グリーン
90黒
92黒
標準色(耐候色)
13青黄
14黄
18紅
87群青

※の付いているカラーは特色です。

スペック

入目・容器
1kg 缶
付属品
艶消剤 … 1kg 缶

使用方法

一般には、PC溶剤(標準、遅乾)で希釈して印刷します。
細かい画線部の印刷をする場合には、PCリターダー、または PC特リターダーを使用して下さい。
PC溶剤以外の溶剤を使用すると、ポリカーボネート材にクラックが発生しますので、注意して下さい。

ポリカーボネート印刷上のポイント

  • ポリカーボネート材は耐溶剤性が弱いので、インキ中の溶剤にアタックされると、ひび割れ(クラック)や変形(ディストーション)を起こし、機械的強度が低下します。
    又当然外観不良となります。従ってインキの選択が極めて重要です。
  • ポリカーボネート材は耐久材として使用されますので、これに印刷されるインキも充分な強度、耐久性が必要です。
  • 工業用部品としてのポリカーボネート材は、印刷後に打抜き加工や絞り加工等がされます。インキ膜はこれらの加工条件に耐えねばなりません。
  • 希釈剤

    PC

    刷版

    種類
    写真版
    洗浄
    ビニール洗用溶剤
    推奨印刷膜厚

    硬化方法

    • 材質 … ポリカーボネートシート
    • 刷版 … 250メッシュ
    • 図柄 … 60×60mm ベタ印刷
    溶剤 添加量 乾燥性 指触乾燥
    PC標準溶剤 25% 室温 25℃ 約10分
    25% 加熱 60℃ 約 1分
    PC遅乾溶剤 25% 室温 25℃ 約15分
    25% 加熱 60℃ 約 1分
    PCリターダー 25% 室温 25℃ 約20分
    25% 加熱 60℃ 約 2分
    PC特リターダー 25% 室温 25℃ 約40分
    25% 加熱 60℃ 約 4分

    試験データ(物性・耐候性・性能 など)

    結果

    試験項目 試験方法 結果
    接着性 クロスカットセロテープ剥離 100/100
    鉛筆硬度 JIS K5400 8.4 鉛筆引掻き試験 荷重1kg 2H
    耐衝撃性 JIS K5400 8.3.2 デュポン式衝撃試験
    φ1/2in、500g、50㎝
    割れ剥離なし
    耐屈曲性 JIS K5400 8.1 屈曲試験 径2mm 割れ剥離なし
    耐打抜性 パンチングによる切断 割れ剥離なし
    耐候性 サンシャインウェザーメーター 700時間 異状なし
    耐熱性 100℃ 24時間 異状なし
    耐寒性 -40℃ 24時間 異状なし
    耐湿性 60℃95%RH 96時間 異状なし
    耐水性 40℃の水中に24時間 異状なし
    ヒートサイクル -30℃(2.5H)→ 25℃(0.5H)→ 100℃(2.5H)→ 25℃(0.5H) × 4サイクル 異状なし
    耐アルコール性 99.5%エタノールによるラビングテスト 100回以上
    1. 物性表の数値は、試験値であり保証値ではありません。
    2. 以上のデータは、ポリカーボネート板にPCインキを印刷し、完全乾燥後に試験したものです。
    3. 耐候(光)性は色により異なります。各色の耐候性は「耐候性一覧表」で確認して下さい。
      又、調色品は原色より低下します。特にスモーク色や淡色などは、耐候性が大きく低下します。

    注意事項

    1. ポリカーボネート成形品の印刷に際して、もしもクラックが発生するような場合には、材料をアニール処理する必要があります。
    2. PCインキは、柔軟性の優れた皮膜を形成しますが、皮膜の耐熱性に難があります。
    3. PCインキは、比較的臭気の強いタイプのインキです。
      低臭性のインキとしては「8100シリーズ SNAPインキ」をお薦めします。
    4. PCインキは、アクリル材への接着性があまり良くありません。
      アクリル材の印刷には「8100シリーズ SNAPインキ」をお薦めします。
    5.   PCインキは、一部の色(白、黒、メジウム)のみを在庫しています。これ以外の色は受注生産品になりますので、
        ご注意下さい。

    6. ご使用に際しては、製品の安全データシート(SDS)をご参照下さい。

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